CMerTV 五十嵐彰×八田浩 ULIZA CMerTV 五十嵐彰×八田浩 ULIZA

拡大する動画広告市場。求められているのは、ブランディングやキャンペーンエンゲージメントなど、目的に合わせた「新しいアプローチ」。

今回、動画広告業界のリーディング企業であるCMerTVの五十嵐氏およびスキルアップ・ビデオテクノロジーズの八田氏に「2017年、ますます多様化するクライアントニーズに対して、今どのような新しいソリューションが受け入れられているのか?」について伺いました。

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  • キーワードは「生活文脈」

CMerTVでは創業以来7年、一貫してブランド動画広告に注力してきました。近年ようやくViewableの議論が巻き起こっていますが、動画広告を扱うプラットフォームとしては当然の話です。アメリカではすでに2年前にデジタル領域のブランド広告が一部のカテゴリーでプログラマティックを上回りましたが日本でもその波は確実に押し寄せています。黎明期、国内の多くの企業が動画をマス予算ではなくデジタル施策の一部と捉えていました。それがこの1年で環境が変わりマス予算(特にテレビ予算)の中で動画ブランディングを捉える企業が急激に増加しました。

そのキーワードはまさに「生活文脈」です。中でも一番重要なキーワードが「モチベーションマッチング」によるエンゲージメントです。枠から人、動画はさらに人からコンテンツへと移り変わっていきます。パフォーマンス重視型広告は人さえ追いかければあとは結果重視でしたが、動画ブランディングはコンテンツターゲティングやメディアターゲティングが重要になります。日々の生活の中で目まぐるしく接触する多種多様なメディア群から、生活者がポジティブになれる環境を精査した上で配信しなければなりません。どのメディアに配信されたのか「unknown(不明)」というサービスは動画ブランディングにはリスクになります。その意味ではソーシャルメディアへのターゲティング動画広告は趣旨を履き違えると、一転リスクに陥る危険性があります。

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  • エンゲージの深さと広さを同時に実現

CMerTV では、ブランド動画広告のパフォーマンス最大化を目指しスマートフォンを中心に全国津々浦々のデジタルサイネージをネットワーク化しています。特に国内を代表するプレミアムメディアのみをネットワークしている唯一のプレミアムプラットフォームです。

昨今、生活者の趣味趣向が多様化し専門領域に特化したプレミアムなニッチメディアが日々誕生しています。ニッチメディアは生活者への深いエンゲージが期待できる反面、リーチが伸びず結果が限定的になる傾向にあります。CMerTV は国内最大の動画広告プラットフォームとしてプレミアムなニッチメディアを束ねマスメディア化し、エンゲージの深さとリーチの広さの両面を同時に実現することが出来る唯一のプラットフォームです。

CMerTV 五十嵐氏インタビュー エンゲージメント生活文脈の図

またプラットフォームだからこそできる動画制作があります。動画コンテンツは制作者の思いが強く働くため、独りよがりに陥りがちです。CMerTV の動画制作は「クリエイティブ」×「露出メディア」×「時間軸」×「シーン(場所)」の掛け合わせがベースになります。例えばあるビジネスマンが同じクリエイティブを「経済系メディアで出勤時に電車内で見る」場合と、「スポーツ系メディアで休日の夕方にリビングで見る」場合とでは明らかにモチベーションに差が出ます。CMerTV では生活者モチベーションに合わせてクリエイティブ制作できる体制を完備しています。

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  • 動画配信技術にこだわる ULIZA

「最高の動画配信技術を、最高の品質で、プレミアムコンテンツホルダのマネタイズを支援する」
動画配信技術のエンジニア集団として、多くの広告主様からの動画広告予算をお預かりするようになり、より一層高いクオリティでサービスを展開していきます。

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  • ULIZA が選ばれる理由とその変化

動画広告としての ULIZA が選ばれてきたのは、以下の 4 つの理由です。
1. 「VPAID 規格によるインタラクティブな広告フォーマット」
2. 「アウトストリーム / インストリーム統合視聴完了課金」
3. 「ライブ動画の拡散技術」
4. 「リサーチ」

特に最近では、1 の VPAID 規格利用ニーズは高まり、インタラクティブな表現力だけでなくもう一つの特徴である「計測」にも注目して頂けるようになりました。さらには 5 番目として「ライブ / 編成 /VOD のインストリーム在庫創出」においても独自の技術力を評価して頂けていると感じます。

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  • 今後の動画広告で求められるものとULIZAの挑戦

動画広告市場で今後さらに求められるものは、「生活者とのエンゲージメント」「掲載面の透明性」「成果指標の計測」そしてその質を担保した広告枠の量的拡大だと考えています。我々の動画配信技術によって貢献できるフィールドは多く、様々な広告主様、パブリッシャー様のニーズを取り入れていきます。
具体的な我々のチャレンジとして進めているものに、「ライブ / 編成/VOD などインストリーム広告枠の創出」、「VPAID 規格による表現力を磨きアウトストリーム、インストリームで適用可能な枠を拡大」、「VPAID規格による成果指標の計測をもってブランドリフトを可視化」があります。
最後に ――― 技術的な課題を解決しながら、生活者とのエンゲージメントの高い動画コンテンツを動画配信技術によってたくさん生み出していきたいと思っています。広告主様が出したい広告枠と価値ある動画コンテンツのマッチングをより進めてまいります。

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